オンラインカジノは中毒性があるので十分に注意しましょう

近年ではオンラインカジノをプレイする人が増えてきていますが、それとともに依存症に陥る人も非常に増えてきています。
そもそも依存症とはどのような状態なのかと言うと、一般的にはやめたいと思っているのにもかかわらず、やめられない状態のことを指しています。
アルコールやタバコなどがこれにも該当することでしょう。
オンラインカジノは数多くの依存症のうち、ギャンブル依存症に該当します。
成人男性の15人に1人、つまりは6%ほどがギャンブル依存症になるものだと報告されていますが、これはあくまでもパチンコやスロットなどを本にしたデータに当たります。
オンラインカジノの場合には、そのメリットとして24時間いつでもどこでもインターネット環境さえ整っていればプレイができることがメリットです。
このようなことから高い割合で依存症に陥る可能性があることがわかるでしょう。
オンラインカジノをプレイし始めてから、気づけばいつでもプレイしている、考えずにはいられないなどのような状態に陥っている可能性もありますが、このような状態がつまりは依存症です。
依存症に陥ることでどのような弊害が生まれるのかと言うと、まず最初に生活習慣が乱れ始めます。
特に夜の時間帯にプレイする人が多く、熱中するあまりに睡眠をとらないままプレイしてしまったという例も報告されています。
あと少しという思いがどんどん積み重なって、その結果として長時間のプレイを生み出してしまうのです。
十分な睡眠が取れなくなれば、仕事にも支障をきたしたり、生活習慣の乱れにもつながります。
そして2つ目には本業のパフォーマンスが落ちてしまうことです。
睡眠が取れなくなれば、当然のことながら日中には眠気に見舞われ、パフォーマンスには大きな影響を及ぼします。
1日だけであればすぐにリカバリーできるかもしれませんが、何日も夜の時間帯にプレイを続け睡眠不足が重なれば、睡眠負債の状態に陥ります。
睡眠負債には死亡率が上昇したり交通事故発生率の上昇、免疫力の低下や精神的不安定など、数多くのデメリットがあると言われています。
少しお小遣い稼ぎをしたいと思って始めたのにもかかわらず、本業に支障が出て満足な収入が得られなくなっては本末転倒です。
さらには取り返しのつかない大敗を喫する可能性があることも覚えておきましょう。
勝って依存症になっている場合にはまだましな方であり、問題なのは負けているのにもかかわらず依存症に陥っている場合です。
負けている人は負けを取り戻さなければならないと言う考えに陥るケースが高いです。
自分はそのように考えていないと思っていたとしても、脳内の仕組みでこのような考えが出来上がっているため、これにあがなう事はなかなかできなくなってしまうのです。
負けを取り戻したいと言う思いから、クレジットカード限度額いっぱいの入金をしたり、新規のクレジットカードを発行する、さらにはカードキャッシングをして入金するまでにもなります。
気づいた頃には借金が膨らみ、それを取り返すための資金も全て失ってしまうのです。
さらにこれ以上となると、家族のお金に手を出したり、会社のお金を着服してまで入金するといった例も報告されています。
なぜこんなにもオンラインカジノが依存症に陥りやすいのかというと、その理由には比較的簡単に稼げることが挙げられます。
他のギャンブルと比べると非常に稼ぎやすく、還元率は95%になると言われています。
中には99%台の還元率を誇るゲームもあり、稼ぎやすさは一目瞭然といえます。
実際にプレイしていても、その稼ぎやすさを実感することができるでしょう。
稼ぎやすいと言う事は、いくらでも勝てるのではないかという勘違いを生み出すことにもなり、ここから依存症へと突き進んでしまうのです。
またやめ時を見つけにくいことも1つです。
24時間いつでもプレイできるというメリットが大きな原因となります。
パチンコの場合には、どれだけ粘ったとしても、営業時間が過ぎればプレイすることができません。
無理矢理プレイしようとしたとしても、強制的に店員さんに追い出されてしまうことでしょう。
オンラインカジノの場合には全て自分次第であり、自分がプレイをしようと思えばずっと続けることができるのです。
強い意志で時間を決めればいいと思う人が多いかもしれませんが、勝つとドーパミンが分泌されるので、もっと稼ぎたいという意欲が現れるのです。
負けると損失を取り返さなければと強く思い、堂々巡りになってしまいます。
プレイ中には冷静な判断力を失いがちであり、やめ時を見つけられなくなることが依存症に陥る原因の1つです。
またクレジットカードで簡単に入金ができてしまうことも該当します。
手元に資金がなくてもクレジットカードさえ使えばすぐに遊び続けることができます。
しかしクレジットカードは借金であり、どんどん追加して入金の連鎖を生むことで、依存症になりやすくなってしまいます。